BenQのモニターGW2470Hが、本体のスリーブ復帰時、電源ボタンも含め動作不能になった。 2016年購入なので壊れてもおかしくないが、対応方法を検討した。
状況
本体のスリープ復帰時、高い確率でモニターが動作不能になり、電源ボタンも効かなくなる。
ググると、モニターの設定で”スリープに入ってから電源を切るまでの時間”があり、
電源を切らないようにすることで、改善したという報告があった。
しかし、確認するとすでにその設定だった。
わかったこと
検討して以下のことがわかった。
- 動作不能の状態で、モニターの電源ケーブルを抜き、しばらくおいてから再接続すると復帰する場合がある。
- 上記でだめな場合も、リモートデスクトップ経由で本体をスリープさせると、高い確率で復帰する。
以上の結果から、本体スリープ後のモニタースタンバイ中、モニターファームウェアがハングし、 モニターの電源入れ直しでリセットされ復帰していると推測。 また、本体がスリープしたときに復帰の確率が上がることから、HDMIケーブル経由での電源まわりこみが、 ファームウェアリセットを阻害していると思われた。
対策
- モニターの設定を、本体がスリープに入った時、モニターのスタンバイ期間を最短にするため、スタンバイから電源が切れるまでの時間が最短になるよう変更。
- スリープ復帰時は、モニターの電源ボタンを押す。
- それでもだめな場合、本体をリモートデスクトップ経由でスリープさせ、モニターの電源ケーブルを抜き、しばらくおいて再接続する。
モニターの設定変更で、動作不能はほぼ回避できるようになった。まだしばらく使えそうだ。